東芝掃除機のヘッドブラシが回らない

DIY

掃除機のヘッドってガンガンぶつけて掃除してしまうので、壊れるのが早いのかわかりませんがヘッドのブラシが回らなくなって買い換えるのが多いと思います。特にヘッド内のブラシの回転がアシストになって軽く押せるタイプの掃除機だとブラシが回転しないと前後に動かすのも重くなるので大変です。
今回は実家の掃除機のブラシが回らないので修理して欲しいと言ってきたので、分解して原因を調べていきたいと思います。
(分解画像でホコリなどお見苦しい所がありますがご了承ください。)

注意!ヘッド部分と本体は繋げて作業しないでください。繋げて作業する時はコンセントを抜いてください。感電の危険があります。

あくまで自己責任でお願いします。

ヘッドの分解

まずはヘッドの分解です。

裏返してねじを4本外します。ねじ類は無くさないように。

TOSHIBAとCARBON HEADと書かれている所にスライドできるストッパーがあるので、ズラして前方カバーを外します。カバーを外せばブラシを取り出せます。
首振り横のカバーは指爪でも外せますが小さいマイナスドライバーなどで外した方が安全です。

首振り横のカバーを外すとガッチリかかっている爪が出てくるので画像のように外します。
小さいマイナスドライバーでも外せます。

コネクターを外せば上側の赤いカバーを分離できます。画像右にあるパチンコ玉みたいなやつはヘッドを裏向けた時にブラシが誤って回転し、怪我をしないようにするための移動式ストッパーみたいな役割のモノですが本来の場所から移動してました。本来は赤丸部分の中に入ってるモノです。

最初はパチンコ玉みたいなやつが本来の場所から移動していたので、これが原因と思って一度組み立てましたが、ブラシが回転しなかったのでもう一度分解しました。

とにかく至る所から埃が出てくるので参りました。

基盤を取り外す

コネクターを外すと基盤が外せます。

画像のスイッチがカチカチ音がしないのでテスターを当ててみましたが反応しないのでスイッチの故障だと思い、スイッチの横に記載している『ABJ151460』を検索してみるとPanasonicやTOSHIBAの掃除機に採用されてるみたいです。他に購入するついでにモノタロウで注文しました。

ワタクシの家もTOSHIBAの掃除機を使っているので、念の為2個注文しました。画像の価格は2024/3月現在の価格なので現在は変更されてるかもしれません。

マイクロスイッチの交換

マイクロスイッチのハンダを取ってスイッチを外します。ハンダ吸い取り線があれば簡単に外せそうですが、ワタクシは持って無かったのでスイッチを引っ張りながら少しずつ外しました。

今と同じようにスイッチを取り付けるだけなので簡単です。
後は綺麗に清掃して組み立てて完成です。

動作確認して実家に届けたので最終画像はありませんw

おまけ

マイクロスイッチの構造が気になったので分解してみました。中の薄い金属製のバネみたいな部品が折れてました。掃除機のヘッドみたいに激しく使用する場所に採用するパーツとしては少し疑問に思いましたが、とにかく治って良かったです。

分解してわかりましたが、『掃除機って吸い取ったゴミを捨てる』他に『バラして清掃』が必要だと思いました。いろんな所に結構なホコリ、髪の毛が隠れています。排気が少し匂うようであればバラしてみてはいかがでしょうか。

同じような症状の方の参考になれば幸いです。

こじこじ

「人件費を削れば何でも安くできる」をモットーに自分でできない事はプロに、自分でできる事は自分でやってみる事にした雑記ブログ。主にバイク、ハンドメイド雑貨など。乗り物系はオレンジ色、DIY系はグレー色っぽいアイキャッチに分けてます。

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